衣裳着付け方法
親子の思い出に、着付けにチャレンジ!

5月4日の衣裳受け渡し時に、実際のモデルを使って着付け方法をお見せしますが、以下の手順もご参考になさってください。
5月5日の本番当日は、朝、ご自宅で着付けを済ませてから集合場所へお越しください。
1 稚児着付け方法~衣裳編~
【動画解説:着付け動画(男女共通)
※音楽(BGM)がはいっております。音を消してご覧になる場合は、画面左はしのスピーカーのボタンで「ミュート」にしてください。解説字幕付きです。
【写真解説:衣裳編】 着物を着せます
合わせ順は、御着物といっしょです。右が内、左が外。男女同じです。
襟元はあまり開けません。
ひもを前から後ろへ、交差して前へ、前で二度絡げて蝶結びし、ひもに挟み込みます。
襟元はあまり開けません。
指が2本入るくらいのきつさ。ゆるいと着崩れてしまいます。
指を2本入れてみます。
子どもに「どう。きつくない?」と聞かないこと。
子どもは必ずきついと言います。
【手順2】金襴(きんらん)を着せます
合わせ順は、右が内、左が外。
金襴の袖には、手を通しません。
肩のラインを綺麗に。
ひもを前から後ろへ、交差して前へ、前で二度絡げて蝶結びし、ひもに挟み込みます。
指が2本入るくらいのきつさ。ゆるいと着崩れてしまいます。
子どもに「どう。きつくない?」と聞かないこと。子どもは必ずきついと言います。
【手順3】袴(はかま)を着せます。
袴をゆかに広げ、中に子どもを立たせます。
袴はどちらが前でもかまいません。
前をあげ、ひもを後ろで蝶結びします。
高さは、ウエストラインよりやや上で結びます。
後ろをあげ、ひもを前で蝶結びします。
後ろは、前のひもの高さよりも上にします。
袴のタケは短め(くるぶしより指4本ほど上)にしてください。
袴のすそを踏んで転ぶことがあります。
※履き物は草履でなくとも、普段の履き慣れた靴で結構です。
2 稚児着付け方法~頭の飾り編(天冠、烏帽子)~
【動画解説:あたまの天冠・烏帽子編】
※音楽(BGM)がはいっております。音を消してご覧になる場合は、画面左はしのスピーカーのボタンで「ミュート」にしてください。解説字幕付きです。
【写真解説:天冠(てんがん)編】
冠を箱から出し、飾りをかんむりにさします。
天冠は重いのでお練りの直前につけることをお勧めします。
飾りは外れやすいので、天冠を持ち歩く時は気をつけて。
顔をまっすぐにして、頭の中心にのせる。
どなたかに持って頂いてください。
前のひもを、あごで蝶結びします。
※動画内でのやり方とは異なります。どちらの方法でも結構です。
後のひもの青布を、頭のうしろのくぼみに合せます。
後のひもを、耳の下で前のひもにくぐらせて、首のうしろで蝶結びします。
天冠は重いので直前につけましょう。
ヘアピンで布部分をとめるとだいぶ安定します。(動画参照)
天冠の重みは、お母さんご自身でかぶって実感してみてください。
天冠がずれますので、頭は上下しないようにしましょう。
【写真解説:烏帽子(えぼし)編】
手順 1~3までは天冠と同様の手順です。(動画もご覧ください)
冠は、へこんでいるほうが前です。
顔をまっすぐにして、冠を頭の中心にのせる。
前のひもを、あごで蝶結びします。
後のひもを、耳の下で前のひもにくぐらせて、首のうしろで蝶結びします。
3 男の子も女の子も共通。着崩れした時には?
袴をたくし上げ、金襴の前をそれぞれクロスで引きます。
着付け方法は以上です。
上記手順を把握しておいて頂くと、稚児行列当日もスムーズに着付けができるかと思います。親子の良い思い出となることでしょう。